日米が異例の協調介入、ドル円は164円近くから155円台へ
日銀が政策金利の据え置きを決めた7月31日、1ドル164円近くまで円安が進み、日本と米国の財務省が協調して円買い介入を実施した。日米の協調介入は2011年以来で、円は5月初め以来の高値の155.20円まで上昇した。
公式発表· 財務省(政府・省庁)· 最終確認 2026/11/05(木) 01:54
介入の有無や規模が確認できるため、今後の介入への警戒感が変わると、円相場(ドル円・ユーロ円・ポンド円・トルコリラ円)が動くことがある。介入そのものは公表の前に実施されており、公表は事後の確認にあたる。
為替介入(外国為替平衡操作)は、円相場の急な変動を抑えるために、政府(財務省の指示で日本銀行が実施)が為替市場で円と外貨を売買すること。財務省は、実施の有無と金額をあとから公表しており、月ごとの総額(月次)は月末に、売買した日・金額・通貨を含む日次ベースの内訳は四半期ごとに公表される。
月次の公表(2026年7月30日〜8月26日の分)は、日本時間8月28日に行われた(公表の時刻は、公表ページに記載がない)。介入額は15兆3,993億円だった。
財務省の月次の公表は総額だけで、実施日や売買した通貨は含まれない。この期間の介入は、報道(共同通信・時事通信)では、円買い・ドル売りで、米東部時間7月31日に日米協調介入があったとされ、月次では過去最大の額と報じられている。ただし、実施日と売買通貨の公式の内訳は、日次ベースの公表(2026年11月2日〜9日の予定)で明らかになる。
2026年4〜6月期の介入は、4月30日(6兆2,787億円)、5月4日(7,802億円)、5月6日(4兆6,759億円)の3日で、いずれも米ドル売り・日本円買い(合計 11兆7,349億円)。1〜3月期は介入がなかった。
日銀が政策金利の据え置きを決めた7月31日、1ドル164円近くまで円安が進み、日本と米国の財務省が協調して円買い介入を実施した。日米の協調介入は2011年以来で、円は5月初め以来の高値の155.20円まで上昇した。