·為替介入·nippon.com(時事通信)
日銀が政策金利の据え置きを決めた7月31日、1ドル164円近くまで円安が進み、日本と米国の財務省が協調して円買い介入を実施した。日米の協調介入は2011年以来で、円は5月初め以来の高値の155.20円まで上昇した。
1995年以降、協調介入は単独の介入より効果が長続きしてきたとするアナリストの見方も伝えられた(Reuters)。
7月末、円はドルに対して約40年ぶりの安値圏の1ドル164円近くまで下落した。日銀が7月31日の会合で政策金利を1.0%に据え置いた後、日本が円買い介入に踏み切り、米財務省も円買いに加わった。
ベッセント財務長官は8月2日、金曜日の協調した行動は無秩序な円の動きに対抗するものだったと表明し、片山財務相は3日、さらなる協調介入をためらわないと述べた。円は発表の後に1ドル155.20円と5月初め以来の高値をつけた。財務省の公表では、7月30日〜8月26日の介入額は15兆3993億円と過去最大だった。
8月10日には1ドル159円台まで戻り、介入による円高の半分ほどを打ち消した(Bloomberg)。その後も、日本の財政への不安や日米の金利差を背景に、1ドル155〜158円台で円安圧力が続いている。