前日の米国での AI・半導体株の急落を受け、11月6日の東京市場では半導体関連株が売られ、日経平均株価は一時7.1%下落した。6月の最高値から20%超下がって弱気相場の水準に入り、日本時間11時ごろも6%安の57,400.92円で取引された。
AI への巨額の投資がいつ利益を生むのかという疑問に加え、割高な株価や借入コストの上昇も重荷になっていた。サンダース上院議員がデータセンターの新設を全国で一時停止するよう求めたことも、投資家の不安を強めた(AFP)。
5日の米国市場では、中間選挙で民主党が大勝してデータセンターの建設が抑えられるとの警戒から AI・半導体株が売られ、ナスダック総合指数は5.5%安、フィラデルフィア半導体株指数は12.3%安となった。引け後には、クアルコムがスマートフォン向け半導体の売上高が市場予想に届かなかったことで、時間外取引で10%近く下げた(Investing.com)。
6日の東京市場では、日経平均株価が前日の終値61,077.90円から一時7.1%下げ、6月につけた最高値から20%超下がって弱気相場の水準に入った。日本時間11時ごろも6%安の57,400.92円で、TOPIX も6%近く下げた(Investing.com・AFP)。アドバンテストは12.2%、ソフトバンクグループは11.6%、東京エレクトロンは7.3%下げ、キオクシアも10%前後下落した(CNBC)。韓国の KOSPI も一時8.8%下げ、8%の下落でサーキットブレーカーが発動して取引が20分間止まった(Investing.com)。
米国の株価指数先物は、アジアの時間帯に下げ止まって上昇した(Investing.com・investingLive)。日本時間6日 22:30 に米雇用統計の発表を控える。