中間選挙で民主党が大勝し、各地でデータセンターの建設が抑えられるとの警戒から、11月5日の米国市場は AI・半導体株を中心に売られた。NYダウは3.44%安、ナスダック総合は5.52%安と、いずれも2025年4月以来の大きな下げとなり、米10年債利回りは5bp下がった。
→ 157.64円11月5日(米国市場の終盤)
前日比
→ 4,088.02ドル11月5日(米国市場の終盤)
スポット価格。前日比
→ 51,523.06ドル11月5日の終値
ダウ工業株30種平均。前日比1,833.06ドル安
→ 4.84%11月5日(米国時間)
2年債利回りは11bp低下の4.47%
| 市場 | 変化 | 前 → 後 | 期間 | 補足 |
|---|---|---|---|---|
| 米ドル/円 | −0.49% | → 157.64円 | 11月5日(米国市場の終盤) | 前日比 |
| 金(ゴールド) | +0.68% | → 4,088.02ドル | 11月5日(米国市場の終盤) | スポット価格。前日比 |
| NYダウ | −3.44% | → 51,523.06ドル | 11月5日の終値 | ダウ工業株30種平均。前日比1,833.06ドル安 |
| 米10年債利回り | −5bp | → 4.84% | 11月5日(米国時間) | 2年債利回りは11bp低下の4.47% |
ゴールドマン・サックスは、規制を強めそうな州に米国で計画中のデータセンターの容量の約45%があり、テキサス・ジョージア・ミシガンで一時停止が起きるとみている(ただし短期で終わるとの見方)。UBS は、2028年に予定される容量の追加の約30%が建設の停止の影響を受けうると試算した(investingLive・Al Jazeera)。
株安で安全な資産として米国債が買われ、利回りの低下に沿ってドル円は下落し、金は上昇した(investingLive・CNBC)。
前日は中間選挙の結果を受けて NYダウが1,500ドルあまり上がったが、5日は AI 関連株の売りが市場全体に広がった。ナスダック総合指数は5.52%安の24,315.00と、10月の最高値から10%超下がって調整局面に入り、S&P 500 は4.36%安、NYダウは1,833.06ドル安(−3.44%)の51,523.06ドルで取引を終え、前日の上昇分を上回って下げた。3指数とも2025年4月以来の大きな下げで、半導体株の ETF(SOXX)は12%超下落し、2020年3月以来の下げとなった(CNBC)。
ブロードコムは10%、エヌビディアは9%下落し、CoreWeave などのデータセンター事業者も大きく売られた。民主党は議会の上下両院に加えて主要な州知事選でも勝ち、各地の住民投票でも、データセンターを制限する案の多くが可決されていた(Al Jazeera)。米国債は買われ、2年債利回りは11bp下がって4.47%、10年債利回りは5bp下がって4.84%になった。ドル円は0.49%安の157.64円、金のスポット価格は0.68%高の4,088ドルだった(investingLive)。
CME FedWatch では、12月の利上げの確率が前日の約83%から66%に下がった(CNBC)。11月6日(日本時間 22:30)の米雇用統計が次の焦点とされる。