10月29日、ECB は政策金利を2.50%に据え置き、ラガルド総裁の2027年2月の退任も伝わった。米国の PCE 物価指数の加速と GDP の上振れでドルが買われ、ユーロドルは一時1.1104と2025年5月以来の安値をつけたが、その後は持ち直した。
ECB の発表の直後の反応は小さく、その後は ECB の12月の利上げの観測がユーロを支えた(investingLive)。
ECB は預金ファシリティ金利を2.50%に据え置いた(市場予想どおり)。発表の前には、ラガルド総裁が2027年2月に退任することも伝わった。同じ日に発表された米国の9月の PCE 物価指数は前年比3.6%(前月は3.4%)に加速し、7〜9月期の GDP は年率3.4%増(予想は3.2%増)だった。CME FedWatch では、FRB の12月の利上げの確率は83%になった。
ユーロドルは一時1.1104まで下がり、17か月ぶりの安値をつけた。その後、ラガルド総裁の発言がタカ派寄りと受け止められ、ECB が12月に利上げした後に休止するとの見方を関係者の話として伝える報道も出て持ち直し、米国市場の終盤には1.1177前後まで戻した。
市場は ECB の12月の利上げを65%織り込んでいた(10月29日時点。investingLive)。次の会合は12月16・17日。