中間選挙の大敗をトランプ大統領やバンス副大統領がイランとの戦争と結びつけ、民主党は戦争を終わらせると表明した。戦争の終わりを織り込む売りが広がり、11月4日のブレントは8.6%安の94.66ドルと9月以来の安値、WTI は88ドル台に下がった。
→ 4,135ドル前後11月5日(アジア時間)
スポット価格。前日の3%あまりの上昇(4,060ドル前後)に続く上昇
→ 88.08ドル11月4日(米東部時間 13:06 時点)
前日比8.01ドル安。米国市場の終盤も7.58ドル安の88.51ドル(investingLive)
→ 4.89%11月4日(米国時間)
→ 94.66ドル11月4日(米東部時間 13:06 時点)
前日比8.94ドル安。9月4日以来の安値
| 市場 | 変化 | 前 → 後 | 期間 | 補足 |
|---|---|---|---|---|
| 金(ゴールド) | 上昇 | → 4,135ドル前後 | 11月5日(アジア時間) | スポット価格。前日の3%あまりの上昇(4,060ドル前後)に続く上昇 |
| WTI原油 | −8.3% | → 88.08ドル | 11月4日(米東部時間 13:06 時点) | 前日比8.01ドル安。米国市場の終盤も7.58ドル安の88.51ドル(investingLive) |
| 米10年債利回り | −6bp | → 4.89% | 11月4日(米国時間) | |
| 北海ブレント原油 | −8.6% | → 94.66ドル | 11月4日(米東部時間 13:06 時点) | 前日比8.94ドル安。9月4日以来の安値 |
原油安でインフレへの警戒が和らぎ、米10年債利回りは6bp下がって4.89%になり、金も大きく買われた(investingLive)。
米国の原油在庫が予想に反して減るなど価格を支える材料もあったが、売りが上回った(OilPrice.com・investingLive)。
トランプ大統領は3日夜、共和党の敗北の理由をガソリン価格だと述べ、バンス副大統領も X で戦争が敗北の理由だと書いた。4日には、上院民主党のシューマー院内総務が戦争を終わらせるよう動き、一部の共和党議員も加わっていると述べ、下院民主党のジェフリーズ院内総務も関税とイランとの戦争を止める法案を通すと述べた。
原油は朝の時点で3%ほど下がっていたが、昼にかけて下げ幅を広げた。米東部時間13時6分の時点で、ブレントは8.94ドル安(−8.6%)の94.66ドルと9月4日以来の安値、WTI は8.01ドル安(−8.3%)の88.08ドルをつけた。WTI はこの日の高値97.15ドルから一時88.26ドルまで下がり、米国市場の終盤も7.58ドル安の88.51ドルだった。米エネルギー省が北東部の暖房油の備蓄から30万バレルを貸し出すと発表し、暖房油の先物も約7%下落した。
議会の多数派が入れ替わるのは1月で、それまでに戦争が終わるとは限らない。最高指導者モジタバ・ハメネイ師は、どちらの党が議会を握っても米国の敵対は続くとの声明を出し、Enverus は解決の前に緊張が高まる可能性もあるとみている(OilPrice.com)。CME FedWatch では、12月の利上げの確率はなお約83%(investingLive)。